憲法

【憲法改正】憲法9条より知っておきたい緊急事態条項とは⁉︎ 

Hakase(@hakase_2929)です。

今回は憲法改正のことを取り上げたいと思います。特に緊急事態条項について、説明をしたいと思います。

 憲法改正について

憲法改正について、あなたはどのくらい知っていますか?憲法改正というと、憲法9条について思い浮かべる方が多いかもしれません。

もちろん憲法9条について、話し合うことはとても大切です。ただ今回は憲法9条ではなく、緊急事態条項について取り上げます。

緊急事態条項については、憲法9条より危険なのではないかという声もあります。本当に危険なのかどうか、実際確認してみましょう。

以下では、憲法改正について解説し、私の意見が書いてあります。是非ご覧になってみてください👇

憲法改正について、あなたはどう思いますか?

https://note.mu/hakase_2929/n/ne99dcc1c7739

緊急事態条項とは?

簡単に言うと、武力攻撃や自然災害などのときに、緊急事態の宣言を出し、内閣に権限を集中させ、緊急事態に対処します。

緊急事態の宣言が出た場合は、国民は国のいうことを聞く必要があります。以下では緊急事態条項の具体的な内容をみていきたいと思います。

すべて引用すると長いため、一部省略して引用している箇所があります。

緊急事態条項の具体的な内容

第九章 緊急事態緊急事態の宣言)第九十八条

内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。

以上が緊急事態の宣言を出す条件のようです。私は条件があいまいなような、気がするのです。

条件をあいまいにすると、何かにつけて緊急事態の宣言を出すことができるように、なってしまいます。条件をもっと明確にするべきです。

2 緊急事態の宣言は、法律の定めるところにより、事前又は事後に国会の承認を得なければならない。

事後の国会の承認でも大丈夫というのが、引っかかります。しかも、国会の承認には明確な期限はありません。

そういう期限を明確に定めないと、国会の承認を行わなくても、憲法違反にはありません。明確な期限を書いておく必要があります。

3 (前略)また、百日を超えて緊急事態の宣言を継続しようとするときは、百日を超えるごとに、事前に国会の承認を得なければならない。

これは一見、歯止めがしっかり効いているように見えます。しかしそれは違います。

なぜかというと、国会の大半は与党の人たちなはずです。内閣総理大臣は与党の党首です。

そして緊急事態の宣言を出すのは、内閣総理大臣です。なので、緊急事態の宣言の継続が可能になってしまうのです。

これにしっかり歯止めをかけないと、緊急事態の宣言がずっと続いてしまいます。

4 (略)

(緊急事態の宣言の効果)第九十九条

緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができる(後略)

これは大きな力ですね。そもそもこういう力を使わないと、緊急事態に対処できないのでしょうか?

大きな力を使う場合には、それなりの制御が必要ですし、今の政治家にこの力を果たして使いこなせるのかは、大きな疑問です。

悪用されたら、取り返しのつかない事態になる恐れがあります。

2 前項の政令の制定及び処分については、法律の定めるところにより、事後に国会の承認を得なければならない。

これも一見、歯止めがしっかり効いているように見えます。しかし期限が書いてありません。

事後の国会の承認が無期限だということは、いつまでも国会の承認を引き延ばすことが、事実上可能になってしまいます。

こちらもしっかり期限を定めておくべきです。

3 緊急事態の宣言が発せられた場合には、何人も、法律の定めるところにより、当該宣言の係る事態において国民の生命、身体及び財産を守るために行われる措置に関して発せられる国その他公の機関の指示に従わなければならない。(後略)

後ろの文には、確かに基本的人権を保証すると書かれてはいます。しかし、前半の文章ですべての人は国や公の期間の指示に従わなければならないと書いてあります。

基本的人権が保証される範囲内の指示なら、良いですが、緊急事態ですから何が起きるかわかりません。

具体的にどのような指示が想定されるのかを、しっかりと明記をしたほうがいいと思います。

4 (略)

 ※緊急事態条項の具体的な内容の引用元は、自民党 憲法改正推進本部 日本国憲法改正草案の第九十八条と第九十九条からです👇

http://constitution.jimin.jp/document/draft/

まとめ

憲法改正について、緊急事態条項について、あなたはどう考えますか?

特に緊急事態条項については、まだまだ知らない人のほうが多いと思います。まずは知ることがとても大切です。

是非この記事を拡散していただきたいです。憲法改正、特に緊急事態条項について、知っている方々を増やしたいです。

憲法は国(権力者)を縛るためにあるものです。国民ひとりひとりがこの問題に向き合わなければ、国(権力者)の好き勝手にされる可能性があります。

気がついたときには、もう手遅れになってしまうのです。

P.S. 緊急事態条項についての本が出版されているので、是非読んでみてください👇

 

また憲法改正や緊急事態条項について、解説がされている動画です。是非ご覧ください👇

12分でわかる憲法改正 – 緊急事態条項 -  『国民の権利没収』改憲ムービー

古館伊知郎が訴える緊急事態条項の危うさ

 

【政治】憲法改正問題を中田がわかりやすく解説!〜基礎知識編〜①

 

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